<ラグビー:トップリーグ:東芝39-26パナソニック>◇22日◇東京・秩父宮ラグビー場◇第1ステージA組

 2年連続2冠を狙うパナソニックは黒星発進となった。10点を先行したものの前半35分に逆転され、後半は3連続トライを許した。

 フッカー堀江主将は「勝ちたい気持ちで東芝が勝っていた。後半はスクラム、ラインアウトで途中主導権をとられた」と負けを認めた。

 オーストラリア代表監督も務めたディーンズ新監督は「東芝が気持ちで前面に来るのは予測していた。後半プレッシャーをかけずにかけられた。反則も与えてしまった」と分析した。昨季も第1ステージ2戦目で敗れ、3戦目引き分けながら2冠を手にした。

 堀江主将は「最後まであきらめずにトライを返せた。反省を生かして、全体でベクトルを合わせて次へ進みたい」と巻き返しを期した。