過去最多7個の金メダルを獲得した水泳のパンパシフィック選手権の日本代表が25日、成田空港着の航空機でオーストラリアから帰国した。

 400、200メートル個人メドレーの2冠を含めて、計5個のメダルを獲得した萩野公介(20=東洋大)は「過去の大会に比べてレベルは高くないし、メダルの数は気にしない」と復帰したばかりのフェルプスを破っても安心感はどこにもなかった。

 女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した渡部香生子(17=JSS立石)は「狙って取れてうれしかった」と収穫を口にした。今後は大学生の代表は来月5日から日本学生選手権(横浜国際プール)に出場。その他の代表は2度の合宿を経て同17日にアジア大会(韓国・仁川)に向けて出発する。