<バドミントン:世界選手権>◇第2日◇26日◇コペンハーゲン

 男子シングルス1回戦で上田拓馬(日本ユニシス)は第11シードの中国選手に1-2で敗れた。

 5月の国・地域別対抗戦男子トマス杯で初の世界一に貢献した上田は、最終ゲームで流れを失って力尽きた。審判員の微妙な判定に泣かされ「ジャッジに納得がいかず、自分から崩れて相手を勢いづかせてしまった」と無念そうに話した。

 第2ゲームから武器の強打を連発し、世界ジュニア選手権で優勝経験を持つ難敵に対し「スピードを上げてうまくはまった」と攻勢に出たが、最終ゲームで8-4から8連続失点と失速した。「最後は焦りもあって無理にスマッシュを打とうとしすぎた」と悔しさをにじませた。