<卓球:東アジアホープス>◇28日◇最終日◇大阪・ボディメーカーコロシアム◇男子シングルスほか

 「天才少年」張本智和(11=仙台ジュニアク)が、初出場で準優勝した。

 ホープス(小6以下)の中国、香港、韓国、マカオ、台湾、モンゴルが参加した大会で、予選から7試合目となる決勝で韓国選手と対戦。2ゲーム連続で奪われる苦しい展開。第3ゲームをとったが、1-3で敗れた。

 張本は、涙を浮かべて「相手は団体戦(27日)の時とは攻め方を変わっていました」と、悔しそうに振り返った。92年に始まり第23回を数える同大会で日本男子の優勝は08年の村松雄斗(現帝京高)だけ。2人目の快挙に届かなかった。

 小学5年生の張本は、バンビ(小2以下)カブ(小4以下)ホープス(小6以下)と全日本5連覇しており、6年後の東京五輪を狙える逸材として注目されている。