ラグビー7人制女子のワールドシリーズ全戦に出場できる上位グループ昇格をかけた大会は13日、香港で行われ、1次リーグを全体の6位で突破した日本は準々決勝で同3位のフランスに12-21で敗れ、昇格はならなかった。

 前半無得点で折り返した日本は後半に1トライを返すと、持ち前の運動量を生かして終盤に2トライ目を挙げたが、反撃が遅かった。中村主将は「負けてはいけない試合だったが、(相手の勢いを)受けてしまった」と肩を落とした。

 昨年のW杯で大敗したフランスを相手に、終盤は必死のタックルで好機をつくった。浅見ヘッドコーチは「ひと言で残念。でも、フランス相手にここまでできた。自信にもなった」と悔しさを押し殺すように語った。