部長を務めていた日体大アーチェリー部の未成年部員に飲酒させ、全日本連盟から8月31日まで1カ月の会員資格停止処分を受けていた山本博(日体大教)が14日、新潟市で行われたハードオフ杯選手権で処分後初の実戦に臨んだ。

 2004年アテネ五輪男子個人銀メダルの山本は、招待選手として参加したために順位はつかなかったものの、出場選手中トップの658点をマークした。「まずまずの出来。8月は練習に専念し、かなり充実していた。10月の全日本選手権で優勝を狙いたい」と語った。