体操の世界選手権(10月3日開幕・南寧=中国)に出場する男子代表が24日、羽田空港から出発し、エースの内村航平(コナミ)は最大の目標に掲げる36年ぶりの団体総合制覇に向けて「やるだけのことはやってきた。自分たちを信じてやるだけ。自信はある」と力強く語った。

 個人総合で5連覇が懸かる内村は、仁川アジア大会の男子団体総合で日本が中国の11連覇を阻んで金メダルに輝いたことに「うらやましい。流れに乗りたい」と刺激を受けた様子。昨年、種目別床運動で世界王者になった白井健三(神奈川・岸根高)も「中国は強く、アウェーの戦いになるが、アジア大会優勝の勢いを世界選手権でも続けていきたい」と意気込んだ。