22日から行われる柔道の世界ジュニア選手権(米フロリダ州)に出場する男女各8階級の日本代表20選手が18日、成田空港から出発し、バルセロナ五輪銀メダルの小川直也氏の長男で男子100キロ超級の小川雄勢(東京・修徳高)は「目標は優勝」と宣言した。

 18歳の小川は190センチ、137キロの体格で9月の全日本ジュニア選手権を制覇し、今回が初の国際大会。韓国で行われた約1週間の事前合宿に参加し「いい経験になった。試合ではいつも通りに前へ出るだけ」と意気込む。来春に父と同じ明大へ進むことを表明した。

 8月の世界選手権女子48キロ級覇者の近藤亜美(三井住友海上)、ユース五輪男子66キロ級優勝の阿部一二三(兵庫・神港学園高)らも出場する。