関西の経済人でつくる「関西・経営と心の会」は22日、地道に努力する若手をたたえる「関西・こころの奨励賞」に、2月のソチ五輪スノーボード男子ハーフパイプ(HP)銅メダリストで奈良県出身の平岡卓(18)を選出した。

 ミキハウスの木村皓一社長が代表世話人を務める同会は平岡の受賞理由を「五輪でのメダル獲得」とした。

 「関西・こころの賞」は、滋賀県で「ブラジル人学校コレジオサンタナ学園」を運営しているブラジル出身の中田ケンコさん(57)が受賞。「関西・こころの特別賞」には今年4月に創立100周年を迎えた「宝塚歌劇団」と、バレーボールの「パナソニックパンサーズ」が受賞した。

 同会の表彰式は、11月18日に大阪市内のホテルで行われる。