<アジアパラ大会>◇最終日◇24日◇韓国・仁川

 文鶴競技場で閉会式が行われ、7日間にわたる障害者スポーツの祭典が幕を閉じた。

 陸上女子の高桑早生(慶大)ら各国の旗手が入場した後、主将で車いすテニス男子の国枝慎吾(ユニクロ)をはじめ日本選手団が競技場に入った。大会を振り返る映像が上映されて別れを惜しみ、聖火がゆっくりと消えた。

 競技は陸上男子1500メートル(視覚障害T12)で堀越信司(NTT西日本)が4分8秒93の大会新記録で優勝した。

 車いすバスケットボールは、男子決勝で日本が韓国に50-61で敗れた。4チームのリーグ戦で争われた女子では日本が中国に43-65で敗れ、2勝1敗の2位だった。

 285選手が参加した日本はメダル総数で目標としていた120個を上回る143個を獲得。2018年の第3回大会はインドネシアで開催される。