男子テニスのラファエル・ナダル(スペイン)が来週のマスターズ・パリ大会を「個人的な理由」のために欠場すると24日、大会主催者が発表した。

 虫垂炎と診断され、年内に手術を受ける可能性も出ており、出場権を獲得しているATPツアー・ファイナル(11月・ロンドン)の参加も微妙な情勢となった。

 今季のナダルは全仏オープンで初の5連覇を達成したが、ウィンブルドン選手権は4回戦で敗退。右手首の負傷で全米オープンを欠場した。

 全米オープン王者のマリン・チリッチ(クロアチア)が右腕の故障のために欠場することも発表された。ATPツアー・ファイナルの出場権は得ている。