体操の全日本団体選手権(11月1日予選、2日決勝)の公式練習が30日に東京・国立代々木競技場で行われ、男子で2連覇を目指すコナミのエースで世界選手権個人総合5連覇の内村航平は「連戦の疲れもあって多少は演技構成(の難度)を落としてやるが、Eスコア(実施点)でしっかり稼げる演技をしたい」と完成度の高さを武器に戦う決意を語った。

 世界選手権個人総合3位の田中佑典もメンバー入りしたコナミや、世界選手権代表の加藤凌平、野々村笙吾を擁する順大は予選免除となる。白井健三(神奈川・岸根高)は出場しない。

 女子で2年ぶりの優勝を狙う日体大は2008年北京、12年ロンドン両五輪代表の鶴見虹子が4月のアキレスけん断裂から復帰する。