<男子テニス:パリマスターズ>◇第5日◇31日◇パリ◇男子シングルス準々決勝

 第6シードの錦織圭(日清食品)が第4シードのダビド・フェレール(スペイン)に3-6、7-6、6-4で勝って4強入りし、年間成績などの上位8人で争われるシーズン最終戦のATPツアー・ファイナル(11月9~16日・ロンドン)出場を決めた。

 男子ツアーを統括するATPによると、シングルスでアジア選手がファイナルの出場権を獲得するのは初めて。4強入りしたミロシュ・ラオニッチ(カナダ)とトマーシュ・ベルディハ(チェコ)を合わせ、最終戦に進出する8人が確定した。

 第7シードのラオニッチは第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)を7-6、7-5で破り、第5シードのベルディハはケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-7、6-4、6-4で退けた。

 既にノバク・ジョコビッチ(セルビア)、フェデラー、スタニスラス・ワウリンカ(スイス)、アンディ・マリー(英国)、マリン・チリッチ(クロアチア)がファイナルの切符を手にしていた。