<男子テニス:パリマスターズ>◇第5日◇31日◇パリ◇男子シングルス準々決勝

 ラオニッチ(カナダ)は7度目の対戦で難敵フェデラーから初勝利を挙げると、力強いガッツポーズを見せた。

 高速サーブで21本のエースを決め「素晴らしい試合ができた。競技人生でも最大の勝利だ」と喜びを表現した。

 第1セットをタイブレークで制し、第2セットも安定感ある試合運びでブレークチャンスを生かした。錦織のライバルでもある196センチのビッグサーバーは「この勝利を自信にしたい」と笑顔を取り戻した。