<空手:世界選手権>◇8日◇ドイツ・ブレーメン

 組手男子75キロ級決勝で谷竜一(京都府警)がイタリア選手に勝ち、優勝した。同84キロ級の荒賀龍太郎(荒賀道場)は決勝でグルジア選手に敗れ、前回大会に続いて銀メダルに終わった。

 組手女子68キロ超級では植草歩(帝京大)が3位決定戦でトルコ選手に勝って銅メダルを獲得した。

 谷竜一のコメント。

 「うれしい。(優勝は)昔からの夢だった。先行された時はまずいと思ったが、時間もあったので一つ一つ取っていこうと思った。(試合中に相手との)間合いが分かってきた」。

 荒賀龍太郎のコメント。

 「本当に悔しい。優勝しか見ていなかった。力んでしまった。平常心で闘えるようにならないと。今は(次の大会がある)2年後のことは考えられない。落ち着いてから、しっかり考えたい」。