<競泳:東京SC招待公認記録会>◇22日◇東京スイミングセンター

 仁川アジア大会でMVPに輝いた競泳男子の萩野公介(20=東洋大)は200メートル自由形、個人メドレーに加えて、専門外の200メートル平泳ぎに出場。

 2分15秒62の自己ベストで3位に入った。練習を再開したばかりで本調子ではない北島康介(32=日本コカ・コーラ)は2分17秒02の4位。萩野は「康介さんはベストよりも9秒以上も遅いし、練習を始めて間もないから」と順位は気にしなかったが、平泳ぎでの初対決に「その場にいられて非常に幸せでした」と笑顔をみせた。

 200メートル自由形、個人メドレーはともに好タイムで優勝。25メートルプールで争われる世界短水路選手権(12月3日開幕、カタール)に向けて調整は順調だ。