<アメリカンフットボール:関西学生リーグ:関学大21-7立命大>◇23日◇キンチョウスタジアム

 4年ぶりのリーグ優勝を目指したが完敗だった。立命大が関学大に敗れ、悔しい2位で今季の幕を閉じた。

 2年連続完封されていた相手に、第1クオーター(Q)でいきなりTDを奪われると、続く第2QでもTDを許し苦しい展開。攻撃陣も反撃できず、第3Qでインターセプトから1TDを挙げるのが精いっぱいだった。

 米倉輝監督(43)は「非常に強かった。弱いチームで出発して何とか勝負できるところまできたと思ったんですけど。完敗です」。

 守備陣として奮闘したが、4年間で関学大を倒せなかった主将のLB山本貴紀(あつのり=4年)は「歴代最弱と言われてきたが、勝ちたいという気持ちを出して、みんな成長し続けてくれた。この成長は来年にもつながる」と悔しい思いを後輩に託していた。