スポーツメーカーのミズノは24日、都内で来年用の競技水着「GX・SONIC2」を発表した。

 100メートルのスプリント用と200メートル以上の中長距離用に分かれたもの。東工大との共同で、水泳時の筋肉負担を解析。水着のサポート力と動きやすさのバランスを導き出した。水着の表面摩擦抵抗も約10%削減に成功。実際に水着を着用して泳いだ仁川アジア大会MVPの萩野公介(20=東洋大)は「苦しい後半に生きる。早く、この水着で泳ぎたい」と待ち遠しそうに言った。距離によって水着を使い分けるのは初になるが「ちょちょっと着替えて、ちょちょっと泳ぎます」と新たな武器を味方にして、さらなる好記録を目指す。