バスケットボール日本代表の国際試合が禁止されたことを受け、女子代表の主将で2004年アテネ五輪に出場した大神雄子選手は「実際に聞くとショック。一気に落胆している」と動揺を隠せなかった。

 女子は来年8月29日から16年リオデジャネイロ五輪予選を兼ねたアジア選手権が始まる。大神選手は「(予選までに処分が解除されるか)半信半疑の状態で、どうやって選手はモチベーションを保てばいいのか」と苦しい胸の内を明かし「どんな形でもいい。早期の解決に向けて取り組んでほしい」と訴えた。

 女子代表の内海知秀監督は「詳しい内容が分からないので何とも言えないが…」と困惑気味で「今は代表活動の時期ではない。もし1、2カ月で解除されるなら、影響は最小限になるかもしれない」と祈るように話した。