バスケットボールのTKbjリーグの河内敏光コミッショナー(60)は28日、日本協会が国際連盟(FIBA)から資格停止処分を受けたことに関して都内で会見した。「誠に残念で、忸怩(じくじ)たる思い」と話し、今後について「一刻も早く制裁を回避するために、最大限努力したい」と続けた。

 6月から日本協会がトップリーグとして公認するNBLと交渉を続けてきた。その間に会議を仕切った日本協会の深津会長、交渉相手のNBLの丸尾会長が辞任するなど混乱も続いた。今後の統一に向けて河内コミッショナーは「まずは2リーグで始めて、オールスター、交流戦、チャンピオンシップなどを行い、互いにコミュニケーションを図りながら統一を図るべきではないか」と持論を展開した。