<フィギュアスケート:GPシリーズ第6戦・NHK杯>◇第2日◇29日◇大阪・なみはやドーム◇男子フリー

 SP3位の村上大介(23=陽進堂)が、自己ベストとなる合計246・07点で逆転優勝した。無良は3位、羽生は4位に終わった。

 冒頭の4回転サルコーを決めた村上は、続く4回転サルコーと2回転トーループの連続ジャンプも成功、終盤のジャンプも完璧にこなすほぼノーミスだった。演技終了後、ガッツポーズしながら、会場の声援に笑顔で応えた。

 優勝インタビューは以下の通り。

 -今の気持ちは

 村上

 とにかくこの試合は(表彰)台に上ると思っていなかったので、優勝は本当にびっくりしました。

 村上

 -昨日は納得のSP、そして今日のフリースケーティング

 今シーズン、スケート人生で初めて2回の4回転に挑戦して、きれいに跳べたのでプレッシャーが全部落ちました。

 -滑っていた時はどんなことを考えていた

 村上

 とにかく最後まで滑ろう、って感じで考えていました。

 -どの辺りから、いけるという感覚が出てきたか

 村上

 本当に練習とかであまりミスがない練習をしていたので本当に今日の練習みたいに一つ一つ決めていくことができて本当にうれしかったです。

 -表彰台どころか優勝

 村上

 えへへ…ありがとうございます

 -一昨年の大会はケガをして非常に残念な大会になった。今大会はどうか

 村上

 一昨年この試合で棄権して本当につらい思いをして、また2年後に戻ってきてノーミスで2回演技できて、本当にびっくりしました。本当にうれしいです。