テニスの男子ツアーを統括するATPは2日、ことしのツアーでの好ゲームを発表し、5月のマドリード・オープンでのシングルス準決勝で錦織圭(日清食品)がダビド・フェレール(スペイン)に7-6、5-7、6-3で競り勝った試合が2位に入った。

 錦織はこの大会後に発表された世界ランキングで、現行制度では日本男子初のトップ10入りとなる9位に浮上した。

 11月下旬に発表されたことしの4大大会での好ゲームでは、全米オープン準々決勝で錦織が4時間を超える熱戦の末にスタニスラス・ワウリンカ(スイス)を破った試合が3位となった。