<競泳:世界短水路選手権>◇最終日◇7日◇ドーハ

 男子200メートルバタフライで瀬戸大也は惜しくも頂点を逃した。

 ロンドン五輪王者、レクロー(南アフリカ)との一騎打ちに敗れ「ラスト50メートルの速さが自分には足りない」と悔しさをにじませた。

 スタート直後はレクローが先行したが、100メートルを折り返してから逆転。逃げ切りを狙ったが再逆転を許し、0秒31及ばなかった。

 それでも夏以降のトレーニングの成果に手応えを感じ、「目標の日本記録を更新できたので良かった」と胸を張る。「序盤からしっかりいけた。来年へのやる気にもなったし、また追い込んでいきたい」と気持ちを切り替えた。