国際柔道連盟(IJF)のビゼール会長は7日、2020年東京五輪で初の導入を目指し、男女の団体戦を提案する方針を明らかにした。

 男女混合での実施も視野に入れている。9日の国際オリンピック委員会(IOC)臨時総会終了後に作業部会を設置し、最終的に決める。

 同会長はIOC関係者と既に協議しているとし「第1希望は男女別の団体戦。男女混合の可能性もあるが、東京で必ず実現させたい」と述べた。東京五輪の組織委員会幹部は「人数を増やさず、日程的にも支障はない」と前向きな見解を示した。団体戦は16年リオデジャネイロ五輪での実施を目指したが、昨年7月に肥大化防止のために採用が見送られた。