日本バスケットボール協会に無期限の国際試合出場停止処分を科した問題で来日している国際連盟(FIBA)のバウマン事務総長は17日、日本オリンピック委員会(JOC)を訪れ、竹田恒和会長と会談した。

 FIBAは、日本協会が2つの国内男子リーグを統合できずにいる点などを問題視しており、タスクフォース(特別チーム)を立ち上げて協会運営を指導する方針。JOC関係者によると、同事務総長は特別チームをFIBA、日本側合わせて7、8人で編成し、6カ月以内に問題解決を目指す考えを示した。処分が解除されなければ日本が出場できない来年のリオデジャネイロ五輪アジア予選については「配慮したい」と発言したという。

 バウマン事務総長はその後、下村博文文部科学相を表敬訪問した。