スピードスケートの全日本選手権は20日、帯広市の明治北海道十勝オーバルで開幕する。

 19日は公式練習が行われ、女子の高木菜那、男子のウィリアムソン師円(ともに日本電産サンキョー)らが本番に備えて氷の感触を確かめた。

 短距離から長距離まで4種目の総合成績で争う。今季からオランダに拠点を移して成長し、中長距離を引っ張る存在として期待される2人はともに初優勝を狙う。高木菜は「優勝しかないと思っている。自分の力を信じて頑張りたい」と意気込みを語った。

 ウィリアムソンはワールドカップ(W杯)からの連戦で疲労もあるというが「全部のレースで上位に入れるようにしたい。最低限、総合優勝しないといけない」と力を込めた。