バスケットボール男子のナショナルリーグ(NBL)で経営悪化に陥っている和歌山の運営会社に対し、元所属選手ら12人が未払いの出来高払い報酬計約760万円の支払いを求めた訴訟は19日、和歌山地裁(橋本真一裁判官)で和解が成立した。

 原告側の弁護士によると、同社が来年8月末までに分割で全額を支払うことが条件。同弁護士は「分割というのは苦渋の決断。チームの事情を考えて了承した。必ず支払うという約束をしたので期待する」と話した。和歌山側は「チームとして誠意を持って支払いを進めたい」とした。