国際バスケットボール連盟(FIBA)が無期限の資格停止処分を科した日本協会の組織改革を担うタスクフォース(特別チーム)は、日本サッカー協会の川淵三郎最高顧問とFIBAのワイス財務部長がまとめ役となるチェアマンを務め、11人で編成される見通しであることが26日、分かった。28日に東京都内で初会合を開き、記者会見する。

 関係者によると、特別チームには男子のナショナルリーグ(NBL)から企業チーム、東芝の林親弘部長、TKbjリーグからはプロチーム、琉球の木村達郎社長がメンバーに入る。特別チームの下にはテーマごとに作業部会を設置し、NBLとbjリーグの統合問題を担当する部会は、川淵氏がリーダーとなる。統合協議に向けて、今月末から2リーグの全チームを対象に個別面談が実施される予定。

 女性では、元日本代表の主力で7月のユニバーシアード夏季大会の女子監督を務める萩原美樹子氏が特別チーム入りする。