<テニス:全豪オープン>◇28日◇メルボルン

 男子シングルスで4強入りを果たせなかった錦織圭(25=日清食品)はやや疲れた表情だった。

 -昨年の全米オープン準々決勝で対戦した時と比べて相手の違いは

 錦織

 明らかにサーブが良かった。読めなかった。ストロークも最初から押されてプレッシャーをかけられた。

 -どういうストローク戦をしたかったか

 錦織

 どんどん前にいきたかったが、踏み込んで打てなかった。速い展開に持っていけなかった。

 -第5シードでプレーすることによる違いはあったか

 錦織

 なくはないが、しっかり強い気持ちを持ってやれていた。そこまで問題はなかった。

 -体力面は。

 錦織

 100%とはいかなかった。四大大会の大変さはより感じた。

 -第3セットのタイブレークで放ったドロップショットの選択は

 錦織

 あれが一番悔しいが、間違っていない。

 -タイブレークで追いつきながら、制することができなかった

 錦織

 1ポイントごとに自信がついてきて打っていった。あの流れで取り切れなかったのがすごく悔やまれる。