自動車の世界耐久選手権シリーズ第1戦は20日、英国のシルバーストーンで決勝が行われ、トヨタ8号車が優勝した。元F1ドライバーの中嶋一貴らの7号車が2位に入り、トヨタは初のワンツーフィニッシュを果たした。6時間の決勝は残り30分ほどの時点で、激しい雨のため短縮されて終了した。

 同選手権の始まった2012年からハイブリッド車で参戦したトヨタは通算6勝目。6月14、15日の第3戦、伝統のルマン24時間の初制覇に向け、幸先のいいスタートとなった。

 今季は全8戦が予定され、第5戦は静岡県富士スピードウェイで10月12日に決勝が実施される。