自動車のF1シリーズ第15戦、日本グランプリ(5日決勝・三重県鈴鹿サーキット)出場が決まった小林可夢偉(ケータハム・ルノー)が1日、東京都内で記者会見し「F1に戻り日本でレースに出ることを目標にしてきた。レースできることがうれしい」と語った。

 ザウバー時代の一昨年の鈴鹿で日本人3人目のF1表彰台となる3位を記録した。2年ぶりのF1参戦となった今季はチーム低迷の影響もあり、第12戦を欠場。その後もレースごとに出場ドライバーが発表されている。小林は「この1年、厳しい場面もありながら、ここまで来られた。気持ちが出るようなレースになればいい」と意気込みを話した。