今季からマクラーレンにエンジンを供給する形でF1に復帰するホンダが10日、東京・青山本社で記者会見を開催。本社前に歴代F1マシンをずらりと並べ、アロンソ、バトン両ドライバーとマクラーレンのデニス代表、伊東孝紳社長、新井康久F1プロジェクト総責任者らが意気込みを語った。

 アロンソは「フェラーリとはまだ2年、契約が残っていたが、子供の頃に憧れていたホンダの一員になりたかった。どれくらい時間がかかるか分からないけど、僕らは必ずチャンピオンになれると確信している」と話した。

 またデニス代表も「88年に我々は16戦15勝という驚異的な成績を挙げた。栃木県さくらの施設は素晴らしいが、それよりも重要なのは技術者たちのマインドだ。こうしてまたホンダとタッグを組み、ともにチャンピオンシップを勝ち取ることができると確信している」と述べた。