米プロバスケットボールのNBA下部リーグ、Dリーグのテキサスに入団した日本代表ガード、富樫勇樹(21)が、本拠地開幕戦となる21日(日本時間22日)のサンタクルーズ戦でデビューすることが20日、決まった。

 ブレークリー副ゼネラルマネジャーが「途中出場で明日デビューする。出場時間は限られるが、とても期待している」と話した。

 この日はテキサス州フリスコの試合会場で紅白戦などが行われ、控え組のポイントガードとして出場した富樫は3点シュートや好アシストを決めた。まだ渡米4日目で万全な状態ではないが「チームの攻撃を試合前に確認できたのは良かった。しっかりと心の準備をし、できることをやろうと思う」と抱負を述べた。

 Dリーグは14日に開幕したが、富樫は査証(ビザ)取得のために合流が遅れていた。