来年のロンドン五輪出場を目指すバレーボール女子日本代表が21日、欧州遠征から帰国した。モントルー・マスターズ(スイス)で強敵キューバにストレート勝ちして初優勝するなど、若手主体のチームが大きな成果を手にした。真鍋政義監督は「去年から比べてサーブレシーブがよくなった。新鍋、岩坂が安定していたし、狩野もレシーブがよかった。イタリアで精神的に成長している」などと話した。

 8月のワールドグランプリは今回の欧州遠征メンバーに、経験豊かな竹下、木村らが加入。来年のロンドン五輪の出場権がかかる11月のワールドカップ(W杯)に向け、チームはさらに合宿、遠征を重ねて強化していく。