<バレーボール:女子ワールドGP小牧大会>◇初日◇12日◇愛知・小牧市スポーツ公園総合体育館◇観衆5100人

 日本が「闘争心」でセルビアの高さに対抗し、3-1で3勝目(1敗)を挙げた。第1セットから主将の荒木絵里香(27=東レ)や木村沙織(24=東レ)のサーブで相手守備を崩し、25-16、25-21と連取。第3セットこそ大型選手をそろえるセルビアの強打に17-25と落としたが、第4セットは25-21と競り勝った。

 木村は「勝ったことは良かったけどミスがあった。相手のミスのおかげで勝ったような感じ」とまだまだ不満顔。ただ、真鍋政義監督(47)は「この一戦は重要な試合だった。メンバーチェンジした選手が活躍してくれたことが勝因。全員が絶対勝つ、という気持ちでいてくれた」と、たたえていた。

 日本は13日、同地で開幕4連勝中の米国と対戦する。