<バレーボール:女子ワールドGP小牧大会>◇2日目◇13日◇愛知・小牧市スポーツ公園総合体育館◇1次リーグ

 日本は、収穫なき1敗を嘆くばかりだった。強敵米国を相手に、勝負どころでミスを重ねてストレート負け。9得点に終わったエース木村沙織(24=東レ)は「内容も雰囲気も乗ってなかった。自分のプレーも良くなかった。リオ(迫田)がリズムつくってくれたのに、申し訳ない」と反省しきりだった。

 真鍋政義監督(47)は「木村もそうだし、佐野のレシーブも良くない。調子いいのは迫田くらい。山本、荒木のセンター陣も頑張っているけど」と決して状態は良くない。14日のドミニカ共和国戦を含め、1次リーグは残り4試合。決勝ラウンド(24日~28日、中国・マカオ)へ進めるのは、16カ国中7カ国(開催地中国をのぞく)だけだ。木村は「引きずらないように切り替えて、明日は全員でバレーをしたい」と必死に前を向いていた。