バレーボール女子のワールドグランプリ東京大会に臨む日本代表が18日、会場の東京有明コロシアムで19日のセルビア戦に向けて調整し、真鍋政義監督(47)は先週の小牧大会で破った相手について「日本戦の後に(世界ランク2位の)米国に勝っている。前回当たった時よりはるかに調子はいいと思う」と警戒を強めた。

 日本は7月のブラジル遠征終了後から強豪対策として、セッターがトスをしてから両サイドの選手が打つまでの目標タイムを従来の1・1秒から0・8秒まで縮め、高速化を図っている。真鍋監督は「打ちにくいだろうが、それぐらい速くしないと(ブロック間に)スペースが空かない」と説明した。