<女子バレーボール:ワールドGP東京大会:日本3-0韓国>◇2日目◇20日◇東京有明コロシアム◇1次リーグ

 世界3位の日本がストレート勝ちで、上位7チームと地元中国が出場する決勝ラウンド進出に望みをつないだ。同18位の韓国相手に、エース木村沙織(25=東レ)のサーブでレシーブを崩し、25-19、25-22、29-27でストレート勝ち。通算5勝3敗となり、勝ち点を15に伸ばした。21日に世界女王ロシアに勝てば、自力で決勝ラウンド進出を決める。

 日本は、第1セットの滑り出しで、木村のサーブで韓国のレシーブを崩し、一気7-1とリード。第2セットも3-9と、一時は6点差をつけられたが、再び木村のサーブがさく裂。7点連続得点で逆転し、そのまま波に乗った。チーム最多の15得点を上げた木村は「やっとチームがまとまってきた」。前日のセルビア戦ではまさかのストレート負け。25歳の誕生日を勝利で飾れなかったが、「重たい空気の中でケーキをもらった」と、1日遅れの勝利に笑顔を見せた。