<バレーボール:W杯女子大会・日本3-0ケニア>◇9日目◇16日◇東京・代々木第1体育館

 途中出場の迫田さおり(23=東レ)が強烈なスパイクで存在感を見せた。第2セット開始からコートに立つと、バックアタック2本を含む6本のスパイクを決めて勝利に貢献。「使っていただいた(監督の)真鍋さんに感謝して、思い切りプレーしました。出るからには一生懸命やろうと思いましたし、自分を出して頑張ろうと」と笑顔を見せた。

 8日アルジェリア戦でチーム最多21点をマークしながら、9日ドミニカ共和国戦や12日韓国戦は出場機会なし。13日のブラジル戦はベンチからも外れていた。「今日は本当にコートに立てるのがうれしくて、楽しくて、使ってもらったからにはアピールしようと思ったし、明日、明後日へアピールできたかなと思います」。ロンドン五輪出場権獲得を懸ける17日からのドイツ、米国2連戦へ、気持ちを高めていた。