バレーボール女子のプレミアリーグ、JTは28日、ロンドン五輪で銅メダルを獲得した日本代表セッター竹下佳江(34)が30日付で退部し、長期休養に入ると発表した。プロ野球広島の江草仁貴投手と結婚した竹下は「しばらく休養する中で、ゆっくりと次のステップに歩き出せたらと考えています」とのコメントを出した。JTによると、選手復帰の可能性を残しているという。

 福岡・不知火女高(現誠修高)出身の竹下は身長159センチと小柄ながら、正確な技術を武器に長く代表の正セッターとして活躍。五輪は2000年シドニー大会出場を逃したが、04年アテネ大会から3大会連続で出場した。