<バレーボール:ミキプルーンスーパーカレッジバレー2013全日本大学選手権>◇7日◇大阪市中央体育館◇女子決勝ほか

 鹿屋体大がフルセットの末、青学大を破り、3年ぶり2度目の優勝を果たした。

 3位決定戦は東女体大がセットカウント3-1で中京大を下した。最優秀選手には鹿屋体大の中大路絢野(4年)が選ばれた。

 第5セット、14-14から1年生の秋山愛海のブロックとスパイクが連続して決まると、鹿屋体大コートで日本一の笑顔がはじけた。秋山は「助けてもらった4年生と一緒に試合に出られるのも、あと少し。優勝できて本当にうれしい。連覇、3連覇へ向けて頑張りたい」と話した。

 3つの鮮やかな速攻で最終セットの立ち上がりを勢いづけたのは、4年生の内瀬戸真実。「クイックは得意。みんなの力でここまでこられた。次は天皇杯・皇后杯へ集中する」と、声を弾ませた。内瀬戸は、スパイク、ブロック、レシーブ3部門で優秀選手賞を獲得。攻守にわたる活躍でチームを栄光へ導いた。

 主将の中大路も「みんなの力」を強調。「応援ありがとうございました」と、熱い涙を流した。【女子決勝】

 鹿屋体大3(20-25、27-25、25-18、17-25、16-14)2青学大【女子3位決定戦】

 東女体大3(23-25、28-26、25-14、25-21)1中京大◆女子個人表彰▽最優秀選手

 中大路絢野(鹿屋体大)▽敢闘

 伊東千寿留(青学大)▽ベストスコアラー

 今村優香(青学大)▽スパイク

 内瀬戸真実(鹿屋体大)▽ブロック

 内瀬戸真実(鹿屋体大)▽サーブ

 山内佑里子(東女体大)▽セッター

 森田麻実子(鹿屋体大)▽レシーブ

 内瀬戸真実(鹿屋体大)▽リベロ

 山本璃湖(鹿屋体大)▽優勝監督

 浜田幸二(鹿屋体大)<主催>日本バレーボール協会、全日本大学バレーボール連盟、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社、ジェイ・スポーツ<特別協賛>三基商事