日本バレーボール協会は29日の理事会で日本代表監督の選任規定を改め、従来の公募に加えて推薦枠を設けると決めた。監督候補者選考委員会では5人までを候補者に選び、最大2人を理事会に推薦して審議する。今後に向け、幅のある人選をするのが狙い。

 理事会では羽牟裕一郎会長が兼任していた強化事業本部長に、荒木田裕子強化事業本部長代理が同日付で就任することも承認。浜松日体高(静岡)の男子バレーボール部顧問の教諭が昨年、部員に体罰を加えていた問題で、公認指導員の資格を無期限停止とする処分も決定した。