女子バレーボール日本代表が、世界一に挑む。ワールドグランプリの壮行会が25日、都内で開かれた。

 決勝ラウンドは8月20日から東京・有明コロシアムで行われる。2年前のロンドンで銅の日本は2年後のリオでは、76年モントリオール以来、40年ぶりの五輪金メダルを目標に掲げる。そのためにも、今大会と9月の世界選手権(イタリア)では世界の頂点に立つことをノルマにする。

 真鍋政義監督(50)は「今年は本気になって世界一に挑む」と宣言。昨年はアタッカーを増やす「MB1」という攻撃的システムで、11月のワールドグランドチャンピオンズカップでは12年ぶりの銅メダルを獲得した。

 今年はさらに進化させた超攻撃的システムも特訓中で、木村沙織主将(27=東レ)は「バレーを通して熱くしたい」と躍進を誓った。