<女子バレーボール:ワールドグランプリ・1次リーグアンカラ大会>◇1日

 ロンドン五輪銅メダルで同3位の日本は初戦で同11位の地元トルコに0-3で完敗した。

 ミスが目立った日本は主将の木村(東レ)も精彩を欠き、第1セットを27-29で競り負けた。その後は長岡や石井(ともに久光製薬)が点を重ねたが第2セットは19-25、第3セットは21-25で連取された。日本は2日にロシア、3日に米国と対戦する。もう1試合は同6位のロシアが同2位の米国に3-1で快勝した。

 大会は世界各地で28チームが参加して1次リーグを戦う。20日からの決勝リーグ(東京)には開催国日本を含む6チームが進む。

 真鍋政義・日本監督の話「セッターとアタッカーのコンビが合っていなかった。特にアタックでの失点が非常に多い。それに尽きる。やはり背の低い日本がこれだけミスをすると勝てない」。

 木村沙織の話「練習の成果を全然出せなかった。サーブで崩して攻める自分たちの展開に持ち込めず、点を取れる選手が限られた。全員でバランスよく点を取るバレーができなかった」。