日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は7日、バレーボール女子日本代表登録選手の今村優香(20・青学大)に、ドーピング違反で6月16日から3カ月の資格停止処分を科したと発表した。

 5月の競技会外の検査で利尿効果があるカンレノンが検出され、検査後に出場した関東大学リーグ2試合分の個人成績は無効となった。

 JADAによると、医師が処方した皮膚病の塗り薬に含まれていた可能性が高く、競技力向上を目的とした使用ではないと判断した。今村は違反を通知された6月16日から暫定で資格停止処分を受けていた。