<女子バレーボール:ワールドグランプリ>◇決勝リーグ◇23日◇東京・有明コロシアム

 日本が開幕4連勝で、銀メダル以上が確定。大会初のメダル獲得と同時に、金メダルにも王手をかけた。ベルギーを相手に26-24、25-、25-16のストレート勝ちで、勝ち点を12に伸ばした。

 第1セット、格下相手に思わぬ苦戦を強いられた。多少トスが乱れても強打してくるベルギーの攻撃にてこずり、リードを許す場面も。しかし主将の木村沙織(28=東レ)が2連続サーブポイントを奪うなど勝負強さを見せ、第1セットをとった。2セット目以降は落ち着きを取り戻し、サーブで崩すなど本来のバレーを見せて突き放した。真鍋政義監督(51)は「2セット目からようやくサーブが狙ったところにいった」と話した。

 日本は金メダルをかけて、24日に世界ランク1位のブラジルと戦う。首位の日本は勝つか、負けても2セットをとって勝ち点1を加えれば優勝が決まる。試合は東京・有明コロシアムで、午後7時5分から行われる。