柔道男子100キロ級の鈴木桂治(27=平成管財)が北京五輪での2大会連続金メダルへ「ボクシング練習」を導入する。4日、チェコ国際を終えてプラハから帰国。「ボクシング練習もしたいですね。柔道が強くなるためなら何でも取り入れたい」と明言した。
2月下旬のドイツ国際と2日のチェコ国際で3位に終わった。1本負けを2度も喫したが、逆に「外国勢は返し技を狙っているから、自分からは動かない。動かない相手(のバランス)を崩して投げるのは難しい」という北京五輪へ向けた対外国勢の課題を見いだすことができた。
そこでボクシング練習がひらめいた。防御から入る外国勢に対し組み手で主導権を握るには、鋭いジャブの腕の動きで「高速組み手」を実現させ、相手を揺さぶるための軽やかなステップのマスターも狙う。拠点の国士舘大に近く、親交もある元日本スーパーバンタム級王者の横田広明会長の横田ジムで練習する。
海外勢の奇襲対策として、国士舘大レスリング部の練習に加わりタックルを防ぐ練習も継続する。「自分を信じるしかない。僕のやりかたでやっていくしかないから」。アテネ五輪の100キロ超級金メダルに続く「連覇」へ、立ち止まっている暇はない。【菅家大輔】


