日本モーグル史上初のW杯種目別優勝を決めた上村愛子(28=北野建設)が17日、欧州から帰国し、都内で会見した。来年の世界選手権、再来年のバンクーバー五輪に向け「まさかこういう結果になるとは、自分でも驚いています。これで世界の1番を競う場に、自分を置くことができる」と来季以降の世界大会制覇へ意欲を示した。
全10戦中、後半5連勝できた要因として、精神面の成長を挙げた。高野ヘッドコーチは、第7戦のマリアンスケラズネ(チェコ)大会の公式練習で、エアに失敗し、雪に頭から突っ込んだエピソードを披露。「少し前の上村だったらやめていたかもしれない。大クラッシュしながら、本番で勝った。そこが一番の違い」と話した。
全日本スキー連盟は、五輪と世界選手権以外では異例となる報奨金の授与を検討する見込み。まずは、今季最終戦の全日本選手権(20日開幕、札幌)で、女王の滑りを日本で披露する。


