<柔道:全日本選抜体重別選手権>◇初日◇5日◇福岡国際センター◇男子4階級、女子3階級
奇跡の逆転五輪代表が現実味を帯びてきた。平岡が伸び盛りの勢いそのままに、最終選考会の今大会で初優勝を成し遂げた。野村の準決勝敗退により評価も急上昇し「自分の中では最低でも優勝と思っていた。うれしい。一安心しました」と話した。
決勝の浅野戦は緊張で動きが硬く苦戦したが、1回戦の高橋戦は背負い投げ、準決勝の江種戦は小内刈りで技ありを奪い快勝。「手帳に北京五輪の試合日や2日前に北京に入るとか、普段はしないけど、予定を書き込んでるんです」。五輪への思いが結果に表れた。
昨年12月の嘉納杯東京国際と2月のフランス国際で連勝。それぞれの大会1週間前から自宅に住み込み減量食を作ってくれた母雅子さん(49)に「恩返しができた。でも1番の恩返しは北京で勝つこと」と感謝の言葉を贈った。「ここは通過点。北京で優勝してガッツポーズしたい」。最高の結果を手に吉報を待つ。


