女子ソフトボールの豊田自動織機が、日本リーグ3連覇へ順調な調整ぶりを見せた。6日、台湾ナショナルチームと、佐川急便と練習試合を行い、それぞれ6-0、4-3で勝利した。台湾ナショナルチーム戦では、先発のミッシェル・スミス投手が6回を1安打10奪三振と好投。6月で41歳となるエースは今年も健在をアピールした。

 3連覇へ欠かせぬエースが貫禄のピッチングを見せた。北京五輪の出場メンバーも名を連ねる台湾ナショナルチームを相手に6回を投げ、許した安打はわずかに1本。10三振を奪い、得点のチャンスすら与えなかった。リーグ戦を終え昨年11月中旬に帰国、先月31日に来日したばかりだが、スミスは試合後「たまに抜けたボールがあったけど問題ない。いつ開幕しても大丈夫よ」と笑顔を見せた。

 アメリカ代表としてアトランタ、シドニーと2度の五輪で金メダルを獲得。日本リーグではチームが連覇した一昨年、昨年の2年連続を含み8度のMVPに輝き、通算163勝、1866奪三振は歴代1位。40歳を超えても衰え知らずのピッチングでエースとして君臨し続けている。ルーシー・カサレス監督(43)も「強いファイティングスピリッツに経験が加わり、年々ピッチングが進化している」と信頼を寄せる。

 チームは創部46年目の今季「シャイニング・ベガ」と名称を新たにした。リーグ開幕は19日。「常に自分の100%を出し切りたい」。力強く言い切ったエースがチームの3連覇を支える。